足首の痛み
フットケア

足首やすねの異常を原因とした足の痛み&しびれのセルフケア

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
寒さが増して、足首などの関節に痛みやしびれを感じる人が増えてきました。
特に第二の心臓と言われるふくらはぎや足裏にむくみんで、足首まわりに痛みを感じる方が多くなっています。

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
寒さが増して、足首などの関節に痛みやしびれを感じる人が増えてきました。
特に第二の心臓と言われるふくらはぎや足裏にむくみんで、足首まわりに痛みを感じる方が多くなっています。

そこで今回は足首やすねの異常を原因とした足の痛み&しびれの原因とセルフケアをご紹介します 。

  1. 変形性足関節症
  2. 足根管症候群
  3. 腓骨神経障害

1.変形性足関節症

 これはすねの骨(脛骨)と足首の骨(距骨)の間にある軟骨がすり減り、足首の靭帯が緩くなることで関節が不安定になり、炎症が出て痛みになる症状です。特徴は寝起きや歩き始めで足首が痛んだり、下り坂がきつく感じたり、夕方になると足首が腫れます。
関節の柔らかい女性に多く、加齢による軟骨のすり減りや捻挫などの外傷も原因となります。

変形性足関節症

 対策としては、足首を固定するサポーターや、足首の変形を正すインソールなどの装具療法がありますが、今回は自宅でできるセルフケアをご紹介します。

セルフケア「親指つま先立ち」

目的:すねの外側の筋肉と靭帯を強化して、足首を安定させます。

親指つま先立ち
コインの場所

やり方

  1. 椅子の背など安定したものにつかまりながら肩幅くらいの間隔をあけて立ち、コインほどの大きさに丸く切った厚紙を親指の付け根で踏みます。
  2. 親指側に力をかけながら踵を上げ、足裏を外側に向けるイメージでつま先立ちをします。
  3. かかとを3秒で上げ下ろししながら、20回行います。

これを1セットで約1分とし、1日2セットを目安におこないます。


2.足根管症候群

 これは足先につながる神経が、足首の足根管という部分で締め付けられて、足先から足裏の前方にかけてしびれや痛みが出る症状です。また、足指がうまく動かせないこともあります。足根管は屈筋支帯という靭帯とかかとの骨との間のトンネル上の隙間のことをいいます。この中に神経や血管が通っているため、締め付けられやすいです。

足根管

 また、扁平足に合併して発症するケースも多く見られます。これは足の内側の土踏まずがなくなることで、足部が内側に倒れることから、足根管が狭まって神経を締め付けられるからです。

 対策としては、手術や消炎鎮痛薬、インソールなどがありますが、今回は自宅でできるセルフケアをご紹介します。

セルフケア「足首回し」

目的:足首を柔軟にし、神経の圧迫を緩めます。

足首回し

やり方

  1. 椅子に座り、右足の足首を左太ももに乗せます。
  2. 右手で足首、左手で足先を持ち、足首を回す向きを交互に変えながら、ゆっくりと5回ずつ大きくまわします。
  3. 左足も同様におこないます。

これを2回繰り返して1セットとし、1日2〜3セットを目安に行います。


3.腓骨神経障害

これは、膝の下の外側(すね)から足の甲、足指にかけて痛みやしびれが出る症状です。足の外側(すね)の総腓骨神経が、筋肉や靭帯の間を通る際に締め付けられて症状が出ます。足を組む癖があったり、きついストッキングを履いたりといった圧迫によって発症することがあります。

総腓骨神経

対策として、今回はご 自宅でできるストレッチをご紹介します。

セルフケア「腓骨筋ストレッチ」

目的:長腓骨筋や腱膜の緊張をほぐし、総腓骨神経への締め付けを和らげます。

腓骨筋ストレッチ

やり方

  1. 椅子に腰掛け、右足首を左ももの上に乗せ、右手で膝を軽く押さえながら左手で足先をつかみます。
  2. 左手でゆっくりと足を手前に引いて、10秒キープします。
  3. 左足も同様におこないます。

これを5回行って1セットとし、1日4セットを目安におこないます。


 いかがでしたか?
 自宅で簡単にできるセルフケア。
 足の痛みやしびれが気になる方は、一度お試しください。また、これらの症状は日常の歩き方の影響も受けます。
 当店では「巻き爪補正治療」を行っており、巻き爪や陥入爪などによる足指の痛みによって正常歩行が難しい方の治療をしております。気になる方はご相談ください。

施術の様子
今月のおすすめメニュー

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坐骨神経痛
腰痛シリーズ

腰から足にかけてのしびれの原因とセルフケア

【腰部脊柱管狭窄症・腰部椎間板ヘルニア・梨状筋症候群】 症状別腰痛の原因とそれぞれのセルフケアについてご紹介。

 当店には慢性腰痛や、腰痛を原因とした足のしびれを訴えるお客様が多くいらっしゃいます。一言で腰痛といってもその出方は違っており、ご自宅で誤ったセルフケアをすることで逆効果になる場合があります。
 そこで今回は、症状別腰痛の原因とそれぞれのセルフケアについてご紹介します。


腰部脊柱管狭窄症を原因とした足のしびれ

 この症状の特徴は、歩行中や立位中に足がしびれて痛み、休まざるを得ない状況になることです。
 原因は、腰の骨である腰椎の中にある脊柱管という神経の通り道が狭まって、神経が圧迫されることによっておこります。特に、加齢によって背骨の椎骨、それをつなぐ黄色靭帯、椎骨どうしの間にある椎間板が変形することでおこり(図1参照)、高齢化に伴って急増しています。

椎間板
図1

 腰を反らすと神経の通り道である脊柱管が狭まるので、日頃から反り腰姿勢の人は脊柱管狭窄症になりやすいです。そこで反り腰から正しい腰の姿勢に改善させることが大切で、骨盤の位置を反り腰特有の前傾から後傾へと変えていきます(図2参照)。

反り腰
図2

 骨盤が後傾すると、背骨の腰部分である腰椎が丸まって背中側が広がり、脊柱管も広がるため、しびれの症状が和らぎます。
 そこで、反り腰がクセになっている人にお勧めなのが骨盤後傾体操です。

[骨盤後傾体操のやり方(図3参照)]

  1. 背中がそらないよう、膝を立てて四つばいになる。
  2. 鼻から息を吸いながらお腹をグッと締めつつ背骨全体を丸め、自然に呼吸しながら10秒キープ。  
  3. 口から息を吐きながら手の位置を動かさずにゆっくりお尻を引き、腰椎を丸めて正座する。自然に呼吸しながら10秒キープ。
  4. 鼻から息を吸いながら①に戻る。

これを3回繰り返して1セットで約1分、1日2〜3セットを目安に行ないます。

お腹の筋肉を鍛えて、反り腰を防ぐ効果があります。


腰部椎間板ヘルニアを原因とした足のしびれ

 腰部脊柱管狭窄症が腰を反らせた時にしびれが出るのに対し、腰部椎間板ヘルニアは逆に前かがみになると足にかけてしびれが出るケースです。
 これは背骨の腰の部分である腰椎の前側に椎間板があり、その中にある髄核というゼリー状の組織がずれて神経を刺激することで症状が出ます(図4参照)。

図4

 腰部脊柱管狭窄症の原因に加齢が多かったのに対し、腰部椎間板ヘルニアは中腰での作業や、長時間の車の運転やデスクワークでの前かがみ姿勢で、腰椎に負担をかける人に多く見られます。

 この症状を改善するには、腰を反らせて椎間板にかかる負担を軽くすることが大切で、お勧めなのが腕立て腰反らし体操です。腰椎を無理なく反らし、前かがみ姿勢を正して背骨のS字カーブを整えるのが目的です。

[腕立て腰反らし体操のやり方(図5参照) ]

  1. うつぶせになって肘を曲げ、手のひらを顔の横に置く。
  2. 口から息を吐き、腕に力を入れて上体を顔→首→胸の順にゆっくり起こしていく。
  3. 下腹部は床につけたまま腕を伸ばし、へそが床から離れるところまで上体を持ち上げて腰をそらす。自然に呼吸しながら20秒キープ。
  4. 鼻から息を吸いながら①に戻る。

これを3回繰り返して1セットで約1分、1日2〜3セットを目安に行ないます。

腰を反らすことで椎間板にかかる上下からの圧力をゆるめ、神経の圧迫を取り除く効果があります。


梨状筋症候群を原因とした足のしびれ

 これは臀部の深部筋である梨状筋(りじょうきん)という筋肉とその周辺の筋膜がこわばって、その中を通る坐骨神経が圧迫されることから、足にしびれや痛みが出る症状です(図6参照)。

梨状筋
図6

 腰部椎間板ヘルニア同様、デスクワークや車の運転などで長時間座りっぱなしの人に多いです。梨状筋ストレッチで2週間ほどほぐすと、筋肉が柔軟になって症状が軽くなることがあります。

[梨状筋ストレッチのやり方(図7参照)]

  1. 仰向けに寝て両膝を立てて、片足(今回は左足)を上にして足を組む。
  2. 両手を組んで左膝を抱え、自然に呼吸しながらゆっくりと対角線上の右胸の方へ引き寄せ梨状筋を伸ばす。
  3. お尻の筋肉が伸びているのを感じながら30秒キープ。
  4. ゆっくりと足を元へ戻す。反対側も行なう。

これを2回繰り返して1セットで約1分、1日2〜3セットを目安に行ないます。

梨状筋や腱膜のこわばりをほぐし、坐骨神経への圧迫をゆるめる効果があります。


おわりに

 腰痛からくる足のしびれは決して放っておかず、早めに対処することをお勧めします。また、原因が内臓疾患によるものなど深刻な可能性もありますから、ご自分で判断するのではなく、ぜひ専門医療機関でご相談ください。

フットケア

足の中指と薬指の間の痛み「モートン病」を緩和するセルフケア

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
今回は、当店の女性のお客様にたまに見られる足の中指と薬指の間の痛み、「モートン病」についてお伝えします。

皆さんは足指の間にしびれや刺すような痛みを感じて、歩きにくくなる事はありませんか?

モートン病

これは足指の神経(足底趾神経)が5本の中足骨を連結する靭帯(深横中足靭帯)と中足骨で圧迫され、神経に炎症が起こって痛みを発症しやすくなることが原因、と言われています。

モートン病とは

足裏前方に負荷のかかるハイヒールや、幅の狭い靴の常用、ダンスやバレエなどつま先立ちを繰り返すスポーツや姿勢によって起こりやすいです。
神経の圧迫が繰り返されると神経種ができてさらに圧迫が強まるので、手術を避けるために早期治療が大切になります。


保存療法

治療は痛みを緩和する保存療法が基本で、大半は数ヶ月で症状が軽快します。
足裏前方に負荷のかかるハイヒールや幅の狭い靴を避けるのはもちろん、強い痛みには炎症を抑えるステロイド注射や消炎鎮痛の貼り薬や塗り薬、内服薬などを使用します。
神経腫があるときは中足骨への衝撃を吸収する中足骨パッドや足底挿板(インソール)などの装具で歩行時の痛みを和らげます。


運動療法

次にモートン病を根本から正す運動療法についてお伝えします。
モートン病は根本的には足裏の筋肉の衰えによる、足指で地面を踏みしめる力の低下にあります。
そこで足指や足裏を鍛える運動を行うことが根本的な症状の改善につながります。
ただし痛みが強い場合は、かえって症状を悪化させる恐れがあるので控えます。

運動療法は「一分間タオル握り」

  1. 足裏全体が床につくよう椅子に座り、広げたタオルを縦に置き、手前の端に右足を乗せます。
  2. かかとをつけたまま足指を曲げ伸ばしして、タオルを自分の方へたぐり寄せます。
  3. 反対の足でも同様に行います。これを3回繰り返して左右1分間ずつ行います。

「足裏のマッサージ&ストレッチ」

足裏マッサージ

指やグーでマッサージやストレッチをして、足裏のこわばりを和らげます。
力が強すぎると痛みを悪化させるので、ほどほどの力加減で行います。
これも左右1分間ずつ行います。


いかがでしたか?
当店では足裏のトラブルを予防する「足整体」を実施しています。
ご希望の方は一度お試しください。

偏平足
フットケア

中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い「成人期扁平足」を緩和するセルフケアとは?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
今回は当店のお客様でも時々見られる「成人期扁平足」についてお伝えします。

成人期偏平足とは

偏平足後ろから見る

成人期扁平足は、立位で足を真後ろから見たときにかかとが外を向き、足の指が見える状態で、内くるぶしの下から足裏まで腫れたり痛んだりします。
進行すると外くるぶしや足裏も痛みが出て、足関節の柔軟性が失われるために歩きにくくなります。

後脛骨筋腱

これは足裏の縦アーチを維持するのに重要な役割を果たしている「後脛骨筋腱」という、ふくらはぎから足裏の骨につながる腱が、加齢によって擦り切れたり、負荷によって断裂したりして衰え、足裏の縦アーチが失われることによってとおこります。

また、成人期扁平足は長時間の立ち仕事や歩きすぎ、重労働や急激な体重の増加、捻挫などの怪我がきっかけとなって発症します。中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い症状です。

治療

治療としては、次のような保存療法を行なうことで症状が改善することが多いです。

  1. インソールや靴インサートなどの装具を使って、足裏のアーチを持ち上げるようにサポートする。
  2. 痛みが強い場合は、消炎鎮痛薬の外用薬(シップや塗り薬)、内服薬を使用する。
  3. 肥満体型の人は、減量して足にかかる負担を軽くする。
  4. 運動療法で足指や足裏の筋肉を鍛える。

といった方法があります。

重症の場合は、断裂した後脛骨筋腱を再建する手術もします。

成人期偏平足を改善するセルフケア

次に成人期偏平足を改善し、症状を和らげる足指や足裏の筋肉を鍛える体操をご紹介します。

①「つま先立ちかかと合わせ」

まず、体がふらつかないよう椅子につかまって立ち、ゆっくりと踵を上げます。
そのまま左右のかかと合わせて10秒キープします。
踵を下ろして5秒休みます。
これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足指と足裏の筋肉、後脛骨筋腱が鍛えられます。

つま先立ち踵合わせ

②「小指の付け根歩き」と「足裏の外側歩き」

まず、体がふらつかないよう壁に片手を当てながら、足の小指の付け根で10歩歩きます。次にいったんかかとをおろしてから、今度は足裏の外側で10歩歩きます。


これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足の縦アーチを作る重要な働きをしている、足底筋群が鍛えられます。

偏平足が気になる方は、ぜひ継続して行なってみて下さい。

当店では足のむくみや冷えに効果的な「足整体(10分2200円)」を、整体マッサージのオプションコースとして期間限定で実施しています。

足のむくみに効果的な部位へ集中的にアプローチする施術ですので、気になる方はぜひお試しください。

フットケア

デスクワークや立ち仕事、運動不足の女性に多い、足のむくみを緩和するセルフケアとは

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

当店には膝から下のむくみや冷えに悩まされているお客様(ほとんどが女性)が多くいらっしゃいます。
そこで今回はむくみについての対処法をご紹介します。

1.むくみとは

むくみは医学的には「浮腫(ふしゅ)」と言われます。人間の体の多くは「細胞内液」「細胞外液」と言われる水分が占めており、細胞に栄養を送ったり、逆に老廃物を血管(静脈)に流し込む役割があります。このように細胞と血管を行き来してバランスを保っているのですが、何らかの事情によりそのバランスが崩れて、細胞間に水分が溜まっている状態をむくみといいます。

2.むくみの原因

むくみには大きく分けて、一過性のものと慢性のものがあります。
一過性のものはデスクワークや立ち仕事で同じ姿勢が続くことで夕方になるとふくらはぎがむくむパターンです。
これはふくらはぎの筋肉の伸縮(ポンプ作用)が弱くなり、血液の循環が滞り心臓に戻りにくくなることが原因です。
また、塩分の取りすぎやお酒の飲み過ぎ、運動&睡眠不足やストレス、女性の場合生理によるホルモンの変化によってもむくみやすくなります。
ただし、このような一過性のむくみは寝て起きたら治っていたり、ゆっくりと入浴したり適度な運動&ストレッチで緩和されることが多いです。

慢性的なものは、数日間では治らず、むくみの場所を指で押すと「あと」がついてなかなか戻らず、全身がむくむパターンです。
これは心臓や腎臓や肝臓などの内臓に病気が隠れていたり、ふくらはぎの血管やリンパにトラブルがあったりするので、かかりつけ医などの医療機関に相談されることをお勧めします。

3.むくみの対処法

日常生活で気軽にできるものとして次のようなものがあります。

  1. ストレッチ&エクササイズをする(これについては後ほど紹介します) 。
  2. 湯船にゆっくりつかる。
  3. 塩分やアルコールを摂りすぎない。
  4. 弾性ストッキングを着用する。
  5. 体を冷やさない。
  6. 体に溜まった余分な水分を排出する効果のある「漢方」を服用する。
  7. バナナやリンゴ、メロンなどの果物や野菜に含まれる「カリウム」を多く含む食物を摂る。

4.むくみに効果的なストレッチ&エクササイズ

①足首のパタパタ(底背屈)運動

仰向けに寝て、足を高い位置に保ちます。
その状態で足首を上下に動かします。
1セット10回とし、疲れない程度に繰り返し行います。
足首から先の循環の改善効果があります。

②蹲踞姿勢でのふくらはぎの運動

ふくらはぎ運動

蹲踞の姿勢で軽くバウンドします。
ふくらはぎの筋肉への刺激で、循環改善に効果があります。

③ ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)のストレッチ

立位で、伸ばしたい方の足を後ろに下げ、前の足を踏み込み、後ろ足のかかとが上がらないようにして伸ばします。
ふくらはぎの循環改善に効果があります。

④そけい部のストレッチ

立位で、伸ばしたいほうの足の甲を手で持ち、上体をまっすぐ立てたまま足を後ろに引っ張ります。
デスクワークなどの座り姿勢で縮まっているそけい部を伸ばすことで、そけい部リンパ節を解放する効果があります。

5.おわりに

当店では足のむくみや冷えに効果的な「足整体(10分2200円)」を、整体マッサージのオプションコースとして期間限定で実施しています。

足のむくみに効果的な部位へ集中的にアプローチする施術ですので、気になる方はぜひお試しください。

外反母趾の足
フットケア

圧倒的に女性に多い足の親指の痛み(外反母趾)を柔らげるセルフケアとは

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

今回は女性に圧倒的に多く、日本では特に65歳以上の女性の約4割がなっている、と言われている外反母趾についてお伝えします。

①外反母趾とは

足の親指が「く」の字に曲がり、付け根の関節が突き出て、足を正面から見ると親指が外側へねじれるように変形している病気です。

突き出た部分が靴で圧迫されると炎症を起こして痛みが生じ、痛みで歩きづらくなる事はもちろん、そこをかばって膝や足首まで悪影響が出ることがあります。

②外反母趾の原因

女性、特に65歳以上の女性に多いのは、関節が比較的柔らかかったり筋力が弱かったりするため、と考えられています。
外反母趾の1番の原因は靴です。靴を履く機会が多いと、親指が圧迫されて外反しやすくなります。
特に先細りの窮屈な靴やハイヒールを常用する人がなりやすいです。
足の形も関係があり、親指が最も長い「エジプト型」と言われる足の人は、親指が靴に当たって曲がりやすいです。

エジプト型

また、重要な外反母趾の原因として、足裏のアーチの崩れがあります。
横アーチが崩れて足指の付け根がべったりと地面につく開張足や、足裏の内側の縦アーチが崩れる偏平足は、足指が靴に圧迫されて痛みが出やすくなります。

③外反母趾の治療

治療は痛みを緩和し、症状を悪化させないための保存療法が基本になります。
保存療法は主に次の通りです。

◯靴の選定

高すぎない踵の高さ(3センチまで)で、実際に履いてみて爪先に1〜1.5センチ程度の余裕があり、踵と甲がしっかりとホールドされているものが理想です。

◯運動療法

足裏や足指の筋肉を鍛えることで、痛みを軽減することができます。
これについては、後ほど詳しくお伝えします。

◯装具療法

親指の付け根を保護するパッドや、外反母趾用の足底挿板(インソール)を使って痛みを軽減する方法です。

◯手術

変形が重度で痛みが強かったり、保存療法で改善が見られない場合は手術が検討されます。

④外反母趾の運動療法(セルフケア)

足裏や足指の筋肉を鍛えて、失われたアーチを回復させます。

◯タオル握り

タオル握り

効果:足底筋群を鍛えて横アーチを回復。

  1. 椅子に座って、足の前に丸めたタオルを置く。
  2. 両足でタオルを足裏全体で握る。
  3. 1回10秒とし、繰り返し1分間行なう。

◯足指屈伸

足指屈伸

効果:足指を鍛えて柔軟にする。

  1. イスの背などにつかまって立つ。
  2. 息を吸いながら踵を上げ、足指だけで立ち5秒キープ。
  3. 息を吐きながら5秒かけて踵を下ろす。
  4. 繰り返し1分間行なう。

◯踵立ち

踵立ち

効果:爪先を引き上げる筋肉を鍛える。

  1. イスの背などにつかまって立つ。
  2. 息を吸いながらゆっくり爪先を上げ、踵だけで立ち、自然に呼吸しながら5秒キープ。
  3. 口から息を吐きながら、5秒かけて爪先をおろす。
  4. 繰り返し1分間行なう。

◯重り足上げ

重り足上げ

効果:後脛骨筋を鍛えて、足裏の縦・横アーチを回復。

  1. 椅子に座り、片足のふくらはぎをもう一方の太ももの上に乗せる。
  2. レジ袋などに1キロ程度の重さのものを入れて、足の土踏まずにかける。
  3. 重りをかけた方の足の爪先を、10〜30回上げ下げする。
  4. 反対の足も同様にして、両足で1分間行なう。

※重りがきつい場合は重りをかけずに、足の爪先の上げ下げのみ行なう。


外反母趾が気になる方はぜひストレッチ整体とともに期間限定の「足整体」をお試しください。

リンパ

自律神経とリンパとの関連性について

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

当店のお客様は自律神経の乱れからくる疲労や、デスクワーク&運動不足からくる血液やリンパの循環不良の方が多くいらっしゃいます。
 
そこで今回は、自律神経とリンパの関連性について解説します。   

これを読んでいただき、日頃の生活習慣を見直されるきっかけになれば幸いです。

①自律神経とは

自律神経とは人間の意思とは関係なく働き、呼吸や体温の調節、内臓の働きや感情のコントロールなど、体の防衛機能の役割を担っています。

ということは、その時の身体の状況に合わせてより良い状態を保とうとするために働くので、不規則な生活で体に負担をかけるとそれだけ疲労することになります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は活動するときに使っている神経、副交感神経はリラックスしてる時に使う神経です。

例えば交感神経は仕事や勉強や家事等で、副交感神経は睡眠時やリラックス時といった場面で使われています。

健康な状態であれば、この交感神経と副交感神経のバランスは保たれているのですが、不規則な生活をするとそのバランスが崩れ、これが体の不調につながります。

当店にはスマホやタブレットなどで毎日遅くまで無意識のうちに頭や目を使うことが多くなり、睡眠時間が短くなって自律神経のバランスが乱れて体調不良を訴えるお客様が非常に多くいらっしゃいます。

この体の不調との関係はリンパ(免疫機構)との関連につながるので、次にご紹介します。

②リンパの働き(体の免疫機構)

人間にはウィルスや細菌の体内への侵入に対抗するために体の防衛機構(免疫機構)が備わっています。

その免疫システムを担っているのが血液中にある白血球で、マクロファージ、顆粒球、リンパ球に分類されています。

マクロファージ
マクロファージ

マクロファージは体内にウィルスなどの異物が入ると食べて分解する役割、

顆粒球

顆粒球は比較的大きな異物をやっつける役割、

リンパ球
リンパ球

リンパ球は小さな異物をやっつける役割があります。

やっつけられた異物(ウィルスなど)は「抗原」として記憶され、再び同じものが入ってもすばやく対処できるので発病しにくい、いわゆる「自己免疫システム」が体内には備わっています。

ただし、せっかくの「自己免疫システム(免疫力)」も生活習慣の乱れによってバランスが崩れると効果を発揮できなくなるので、気をつけなければいけません。

③体を守る防衛システム(顆粒球タイプとリンパ球タイプ)

健常人の白血球においてマクロファージは5%、顆粒球は約60%、リンパ球は約40%となっていて、このバランスで自己免疫システムが正常に機能していますが、ストレスや緊張状態の持続などで交感神経が使われ続けると顆粒球が、ダラダラ過ごしてリラックスしすぎるとリンパ球が増えてバランスが崩れます。

ストレスや気の張った状態が続いて交感神経が優位の時は顆粒球が増えすぎてしまい、本来であればウィルスなどを攻撃する顆粒球が自分の体を攻撃して組織破壊を起こし、顆粒球が死ぬときに有害な活性酸素を放出するので癌や胃潰瘍、糖尿病などの病気を引き起こしやすい、と言われています。

逆にリラックス状態が続いて副交感神経が優位の時はアレルギー疾患になったり、血管が開きすぎて低体温となり、その結果癌になりやすい、と言われています。

そこで、自己免疫システムのバランスを正常に保つために、ストレスやリラックスが偏らない生活習慣を保つことが大切となります。

④自己免疫システムのタイプ

自己免疫システムタイプ

顆粒球タイプ
なりやすい病気:癌、動脈硬化、糖尿病など
なりやすい人:①色黒、②痩せている、③食べるのが早い、④脈拍が1分間に60以上、⑤風呂はシャワーだけ、⑥物事の捉え方が能動的、⑦毎日運動してる、⑧食事は肉中心

リンパ球タイプ
なりやすい病気:花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患など
やりやすい人:①色白、②ふっくらしている、③食べるのが遅い、④おっとりしている、⑤脈拍が1分間に60未満、⑥風呂にゆっくりつかる、⑦物事の捉え方が受動的、⑧ほとんど運動しない、⑨食事は野菜中心

⑤自律神経を正常に保つためのセルフケア

現在の複雑な世の中で自律神経のバランスは乱れやすい状況になっています。
そこで日頃から生活習慣に気をつけることが大切ですが、適切な食事を摂り、運動や入浴などで体を温める、深呼吸で酸素を取り入れることが自律神経のバランスを整えることになります。

睡眠

まずは睡眠。個人差はありますが、6〜8時間のはキープしたいところです。人は眠ることで自律神経のバランスをとっており、睡眠不足では免疫力が低下し、睡眠をとりすぎてもリンパ球過剰になり体に悪影響が出ます。また、基本的には早寝早起きが良いとされています。

次に「1対2呼吸法」。
やり方は簡単で、3〜4秒間鼻から息を吸い、6〜8秒間口から息を吐き出すだけです。
ポイントは息を吸うより吐くほうに2倍の時間をかけることことで、リラックスの神経(副交感神経)の働きを高めてくれます。

また、ツボ押しも効果的です。

神門

神門(しんもん)
手首の横じわの小指側で、少しくぼんだ場所にあるツボ。
親指をツボにあて、残りの指で手首を掴みます。
痛気持ちいい程度の強さで、左右交互に30回程度押します。


合谷

合谷(ごうこく)
手の甲側で、親指と人差し指の骨の分かれ目の、やや人差し指側にあるツボ。
これも痛気持ちいい程度の強さで、左右交互に30回程度押します。

⑥当店では自律神経のバランスを整える効果的な施術をしています。

自律神経調整コース(4400円)

脳は自律神経の司令塔。頭と首の自律神経に効果的な部位を集中的に施術しますので、施術後に頭が軽くなり目もスッキリします(個人差があります)。
全身の血液やリンパの流れをよくしたほうが効果的なので、整体マッサージコースとのセットでお受けしています。

リンパドレナージュ(3300円)

自律神経の乱れで体内循環(むくみや冷え)が悪くなっている方にオススメ。
前腕またはふくらはぎを専用オイルを使用しながら優しく刺激し、たまっている老廃物を体外へ流し出す効果があります。
これも整体マッサージコースとのセットでお受けしています。

フットケア

10人に1人が悩む「足底腱膜炎」

朝起きた時や、長時間座っていた後に歩き始めた時に足裏のかかとの前方あたりに激痛を感じ、しばらく歩くとおさまる、という症状はありませんか?

そんな時は足裏の足底腱膜という膜状の腱が炎症を起こす「足底腱膜炎」の可能性があります。

足底腱膜炎

足底腱膜とは

足底腱膜は歩行時に繰り返し負担がかかるところです。

踵で着地するときに地面から圧迫力(衝撃)を受け、つま先で地面を蹴るときには伸ばされて強い牽引力(引っ張る力)が働くためです。

テニスやマラソンなど激しいスポーツする人や、長時間立ち仕事をする人、肥満の人は足底腱膜に強い衝撃が加わるので傷つきやすいです。

また、加齢で足底腱膜の繊維が弱くなることで、足底腱膜炎になる人も増えています。

ふくらはぎやアキレス腱が固い人は、地面を蹴るときに足底腱膜への負荷が大きくなるため、よりリスクがあります。

足底腱膜炎の治療方法には、薬物療法やインソール、手術療法などがありますが、今回はアキレス腱やふくらはぎをストレッチで柔軟にする運動療法をご紹介します。

セルフケア

①足底腱膜ほぐし
入浴時などに足裏をマッサージしたり、足裏でテニスボールを転がしたり、青竹の上に立ったりしてほぐします。
(注)いずれの場合も、強い刺激を加えすぎると足底腱膜を痛めてしまうので、優しくほぐすことがポイントです。

②前傾膝裏のばし
膝裏を伸ばしてふくらはぎとアキレス腱を柔軟にし、足底腱膜の負担を軽減します。 

  1. 立位で、痛みのある方の足を後ろに大きく引きます。
  2. 前足の膝に両手をのせ、ゆっくり体重かけて重心を前に移動させます。
  3. 後ろ足の膝裏、ふくらはぎ、アキレス腱、足裏が気持ちよく伸びているのを感じながら20秒キープします。

1〜3を3回行なって1セットとします。
これを1日3セットを目安として行なってみてください。

足裏第二趾のタコ
フットケア

足裏の人差し指・中指・薬指のタコやウオノメを解決するには?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

足裏のトラブルを抱えている人は意外と多いですね。靴を履いているのだから仕方がないとあきらめていませんか?同じ靴を履いていても、タコやウオノメができる人とできない人いますよね。足の形に靴が合わなかったり、間違った歩き方によって皮膚への圧迫や摩擦が繰り返し起こることに対する体の防御反応で、局所的に皮膚が厚く硬くなる症状です。

今回は最終回で、第2・第3・第4趾(足の人差し指・中指・薬指)のタコとウオノメについてお伝えします。

第2・第3・第4趾(足の人差し指・中指・薬指)にタコとウオノメができやすいのはどんな指?

この場所にタコやウオノメができるのは、足の指の関節が拘縮している高齢者多いです。拘縮とは関節がこわばり、動きや制限された状態をいいます。

具体的には、親指以外の指が第2関節でハンマーのように「く」の字に曲がってしまう「ハンマートゥ」(かがみ指)や、鳥の鍵爪のように第1関節から曲がってしまう「クロートゥ」(鉤爪趾)と言う拘縮がある人に起こります。

このケースでは指の間や先端に、タコやウオノメができやすいです。

それでは次にこのケースへのセルフケアについてお伝えします。

セルフケア「ボールつかみ」

足の第2〜4趾のタコやウオノメは、足指をうまく使えない人に多く「ボールつかみ」が有効、と言われています。

硬くなった関節をほぐすには、関節をのばしたり少しずつ動かすことが大切です。

「ボールつかみ」は足指の関節が柔らかくなるので効果的です。

やり方

①ゴルフボールを前足部に当て、1〜3分ほど転がします。

①

②ゴルフボールを足の指で掴み、離します。
これを5回ほど繰り返します。

②

(注)足指の筋肉が衰えていたり、拘縮が強くうまくつかない場合は、①の足裏で転がすだけでも結構です。

これを1日2〜3回を目安に行ってください。

足裏にタコやウオノメができると無意識的に痛みをかばい、正常歩行がしにくくなります。

それが原因で肩こりや腰痛などの痛みを引き起こすので、症状がひどくならないよう日ごろからメンテナンスをしていきましょう。