脳障害

一過性脳虚血発作(TIA)ってご存知ですか?

アールスプリング、理学療法士の近藤です。

寒い時期に起こりやすい脳卒中。この時期、シリーズで「脳の障害」についてブログお伝えしています。

今回は、「一過性脳虚血発作(TIA)」です。

立ち眩み

脳血管などの虚血によって引き起こされる、脳梗塞には至らない一過性の神経障害です。
一過性であり、症状は2〜15分以内で消失することが多い、と言われています。

なりやすい人は動脈硬化の危険因子(高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙など)や心疾患(心不全など)のある人です。

症状は、突然片目の視力消失(一過性黒内障)、脱力、片麻痺、痺れなどが出現し、短時間で改善されるのが特徴です。

CTやMRIで急性の脳梗塞症状が見られない場合に、TIAと判断されます。

病態で多いのは微小塞栓による一時的な脳血管の閉塞で、この状態の時に上記の症状が出現します。

この血栓が溶解し血管が再開通すると、血流が回復し、症状が消失します。

TIA発作後90日以内に脳梗塞を発症する頻度が1割〜2割と言われ、そのうち約半数は2日以内に脳梗塞を発症していることから、TIAを疑ったら早期に診断の上治療を開始し、脳梗塞の発症を防ぐことが重要とされています。

当店では今月末まで、このような脳の障害を予防する「脳整体(10分1650円)」を実施しています。

頭と首まわりの血流を改善させる効果がありますので、頭の頭重感や頭痛が気になる方は、ぜひお試しください。

ネット予約が30日先まで申し込み可能です!

「予約する」ボタンよりアールスプリングご予約フォームにて承ります。

予約方法はこちらを参照ください。

くも膜下出血
脳障害

くも膜下出血とは

アールスプリング、理学療法士の近藤です。

この「脳の障害」シリーズのブログで、以前、脳卒中の種類についてお伝えしました。
今回は、脳卒中の一つである「くも膜下出血」です。

くも膜下出血は、「3分の1ルール」と言われるほど、重篤な疾患です。

なぜ3分の1と言われるのか?
それは…、
①社会復帰できる患者
② 重度後遺症を残す患者
③死亡する患者
の割合がおおよそ3分の1になるからです。

この症状は40歳〜60歳の特に女性に好発し、症状の特徴として「バットで殴られたような、突然の激しい頭痛」の他、嘔吐や意識障害、痙攣も見られます。

くも膜下出血

原因は8割以上が脳動脈の分岐部でできたコブの破裂で、高血圧や飲酒、喫煙の習慣がある人、父母や祖父母などにくも膜下出血の経験者がいる時にリスクが高くなります。

脳動脈にできコブは、先程の高血圧や動脈硬化、喫煙や飲酒、ストレスが要因になるので、生活習慣に気をつけることが大切です。

脳動脈のコブは破裂する前に微量の出血が見られることがあり、その場合は「前触れ頭痛」という数回の頭痛があります。

このサインを見落としていると重症の場合、頭痛発生後、倒れて死に至る危険性もあるので、日ごろから注意したいところです。

当店では、今月〜2月末まで、このような脳の障害を予防する「脳整体(10分1650円)」を実施しています。

頭と首まわりの血流を改善させる効果がありますので、頭の頭重感や頭痛が気になる方は、ぜひお試しください。

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まずはラジオ体操から
脳障害

脳卒中の症状とは?

アールスプリング、理学療法士の近藤です。

先日、爆笑問題の田中さんが軽い脳卒中になられた、というニュースが入りました。
四季の中でも脳卒中のリスクが高くなる冬は、日頃から身体の異変に特に気をつけないといけないですね。

そこで今回は、脳卒中と疑われる症状(異変)にはどのようなものがあるか?、についてお伝えします。

脳卒中でよく見られる障害は、①運動・感覚・構音障害、②高次脳機能障害、③その他です。

①運動・感覚・構音障害
半身が麻痺して動かしにくくなったり、しびれや感覚の鈍化がおきたり、うまく話せなくなったりする状態です。

②高次脳機能障害
例えば、言葉が出なかったり、日頃よく見ていたものが何か分からなくなってしまう状態です。

③その他
例えば、激しい頭痛やそれに伴う吐き気に嘔吐、意識がなくなる、視界が半分しか見えなくなる状態です。

他にも、歩きにくくなったり、ふらつき、細かいことができなくなる、めまい、嚥下障害などがあります。

また脳卒中は、介護が必要となる原因の第一位であり、私がお世話になったリハビリ施設でも、脳卒中を原因としたリハビリをされている利用者様が多かった記憶があります。

このリスクの高い寒い時期は、自分の体調を見つめ直す良い機会ではないでしょうか?

*私も昨日、日頃の運動不足を少しずつ改善すべく、ジョギングシューズを購入しました。
まずは形から!、ですよね😅

当店では、今月〜2月末まで、このような脳の障害を予防する「脳整体(10分1650円)」を実施しています。

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今年もお役に立てる健康情報をお届けします!
脳障害

脳血管障害とは?

あけまして、おめでとうございます。
アールスプリング、理学療法士の近藤です。

新型コロナウィルスに振り回された年末年始でしたが、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?
緊急事態宣言も発令され、不自由な生活環境が継続しますが、気持ちだけは前向きにして毎日過ごしたいと思います。

テーマは牛ではなく
「脳の障害について」です。

今月から「脳」についてブログをあげたいと思います。
その理由は、新型コロナウィルスの影に隠れていますが、冬の寒い時期には脳血管障害(脳梗塞、脳出血)が多いからです。

今回はこの第一回目として、「脳血管障害とは?」についてお伝えします。
脳は言わずと知れた体の司令塔!
全身の臓器の中でも、エネルギー代謝が最も活発な臓器です。
よって、脳だけで酸素消費量は全身の約20%、エネルギー産生の気質となるグルコース消費量は全身の25%を占めています。
脳の重量は全身の約2%しかないのに、毎日どれだけ活発に機能しているかが分かりますよね。

脳に酸素やグルコースを供給しているのは血液です。
脳の血流量は心拍出量の約15%も占めることから、脳の一部が詰まったり出血すると、脳組織は一過性または持続的に脳のニューロン(神経)に病理学的な変化が起こり、障害された状態になります。
この状態を、「脳血管障害」といいます。

こうならないためには、日頃から体に負担をかけない生活設計、バランスの良い食事、などが必要になりますが、これは今後のブログで載せていきます。

当店では、今月〜2月末まで、このような脳の障害を予防する「脳整体(10分1650円)」を実施しています。

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