フットケア, 今月のおすすめメニュー

足裏の小指側を守るための対策

アール スプリング、理学療法士&巻き爪補正士の近藤です。
当店のお客様で足裏の小指側にタコや魚の目があり、腰痛の方がいらっしゃいます。
今回はこの関連性とセルフケアについてお伝えします。

①足裏の小指側のタコや魚の目が腰痛を引き起こすメカニズム

足裏にタコや魚の目ができると歩行時に痛みが生じ、痛みを避けるような歩き方になります。
その結果体の重心が偏り、姿勢が悪化して骨盤の歪みや腰への負担増加につながり、腰痛を引き起こす可能性があります。
体の土台である骨盤の歪みはその上にある脊椎全体の歪みにつながり、腰痛だけでなく、肩こりや背部痛も引き起こします。

②足裏の小指側にタコをできにくくする対策

つま先が圧迫されるような足に合わない靴をはかないことや、かかとから着地してつま先で地面を切り出すような正しい歩き方、タコや魚の目自体の適切なケアが必要です。

今回は、足裏の小指側にタコや魚の目ができにくくなるようなセルフケアをご紹介します。

③セルフケア「膝裏まっすぐ伸ばし」

やり方

  1. 椅子に座って左足を前に伸ばし、爪先を天井に向けます。
  2. 口から息を吐きながら、両手を足首の方へ伸ばし、上体を倒したときの重みで膝を伸ばします。この姿勢でゆっくり呼吸しながら20秒キープします。
  3. 鼻から息を吸いながら最初の姿勢に戻ります。足を入れ替えて右足も同様に行います。
  • 膝裏のばし2

ご自宅で簡単にできるセルフケアです。
足裏の小指側のタコや魚の目が気になる方はぜひお試しください。

当店や姉妹店のきっしょう昭和通り整骨院では、骨盤の歪みによる腰痛緩和の施術のほかに、正しい歩行姿勢のアドバイスを行っております。
気になる方はぜひご相談ください。

膝関節正常
フットケア

関節リウマチを原因とした足の痛みの原因とセルフケア

アール スプリング、理学療法士&巻き爪補正士の近藤です。

足の痛みやしびれの様々な原因や対処法についてシリーズでお伝えしてきましたが、その最終回です。
今回は「関節リウマチ」で足指の関節の腫れや痛み、朝の歩き始めの足裏の痛みなどの症状に悩まされている方向きの内容です。

リウマチと同様に手や足の骨や軟骨が変形する病気の1つに変形性関節症がありますが、それとの違いは、リウマチの場合、左右対象に腫れが現れたり、朝起きた時に特に関節がこわばって動かしにくくなる、また、他の関節にも症状が広がっていく、という特徴があります。
また、だるさや微熱など、全身に様々な症状が現れるのもリウマチの特徴です。

治療として、免疫異常を抑制する抗リウマチ薬などの薬物療法や、筋力を強化し、関節の可動域を維持するための運動療法などの保存療法がありますが、ここでは誰でも簡単にできるセルフケアをご紹介します。

セルフケア「足指伸ばし」 

関節がスムーズに動くのを促す効果があります。

やり方

  1. 椅子に浅く腰掛け、膝を曲げたまま片足を上げて下ろす。この時、足首と足指を伸ばしながらおこないます。これを反対の足も同様に、左右5回ずつ繰り返します。
  2. 片足の膝を伸ばして、足を床と水平にします。この時、足首と足指を伸ばしながらおこないます。5秒キープしたら下ろし、反対の足も同様におこないます。これを5回ずつ繰り返します。

①と②を1分間両方行って1セットとし、1日3セットを目安におこないます。

足指伸ばし

いかがでしたか?
簡単にできるセルフケア「足指伸ばし」。
「関節リウマチ」での足の痛みが気になる方はぜひお試しください。
また、足の痛みは「巻き爪」による痛み原因とした歩き方も大きく影響します。
当店では「巻き爪補正士」による巻き爪補正治療を行っていますので、気になる方はぜひお試しください。

足首の痛み
フットケア

足首やすねの異常を原因とした足の痛み&しびれのセルフケア

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
寒さが増して、足首などの関節に痛みやしびれを感じる人が増えてきました。
特に第二の心臓と言われるふくらはぎや足裏にむくみんで、足首まわりに痛みを感じる方が多くなっています。

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
寒さが増して、足首などの関節に痛みやしびれを感じる人が増えてきました。
特に第二の心臓と言われるふくらはぎや足裏にむくみんで、足首まわりに痛みを感じる方が多くなっています。

そこで今回は足首やすねの異常を原因とした足の痛み&しびれの原因とセルフケアをご紹介します 。

  1. 変形性足関節症
  2. 足根管症候群
  3. 腓骨神経障害

1.変形性足関節症

 これはすねの骨(脛骨)と足首の骨(距骨)の間にある軟骨がすり減り、足首の靭帯が緩くなることで関節が不安定になり、炎症が出て痛みになる症状です。特徴は寝起きや歩き始めで足首が痛んだり、下り坂がきつく感じたり、夕方になると足首が腫れます。
関節の柔らかい女性に多く、加齢による軟骨のすり減りや捻挫などの外傷も原因となります。

変形性足関節症

 対策としては、足首を固定するサポーターや、足首の変形を正すインソールなどの装具療法がありますが、今回は自宅でできるセルフケアをご紹介します。

セルフケア「親指つま先立ち」

目的:すねの外側の筋肉と靭帯を強化して、足首を安定させます。

親指つま先立ち
コインの場所

やり方

  1. 椅子の背など安定したものにつかまりながら肩幅くらいの間隔をあけて立ち、コインほどの大きさに丸く切った厚紙を親指の付け根で踏みます。
  2. 親指側に力をかけながら踵を上げ、足裏を外側に向けるイメージでつま先立ちをします。
  3. かかとを3秒で上げ下ろししながら、20回行います。

これを1セットで約1分とし、1日2セットを目安におこないます。


2.足根管症候群

 これは足先につながる神経が、足首の足根管という部分で締め付けられて、足先から足裏の前方にかけてしびれや痛みが出る症状です。また、足指がうまく動かせないこともあります。足根管は屈筋支帯という靭帯とかかとの骨との間のトンネル上の隙間のことをいいます。この中に神経や血管が通っているため、締め付けられやすいです。

足根管

 また、扁平足に合併して発症するケースも多く見られます。これは足の内側の土踏まずがなくなることで、足部が内側に倒れることから、足根管が狭まって神経を締め付けられるからです。

 対策としては、手術や消炎鎮痛薬、インソールなどがありますが、今回は自宅でできるセルフケアをご紹介します。

セルフケア「足首回し」

目的:足首を柔軟にし、神経の圧迫を緩めます。

足首回し

やり方

  1. 椅子に座り、右足の足首を左太ももに乗せます。
  2. 右手で足首、左手で足先を持ち、足首を回す向きを交互に変えながら、ゆっくりと5回ずつ大きくまわします。
  3. 左足も同様におこないます。

これを2回繰り返して1セットとし、1日2〜3セットを目安に行います。


3.腓骨神経障害

これは、膝の下の外側(すね)から足の甲、足指にかけて痛みやしびれが出る症状です。足の外側(すね)の総腓骨神経が、筋肉や靭帯の間を通る際に締め付けられて症状が出ます。足を組む癖があったり、きついストッキングを履いたりといった圧迫によって発症することがあります。

総腓骨神経

対策として、今回はご 自宅でできるストレッチをご紹介します。

セルフケア「腓骨筋ストレッチ」

目的:長腓骨筋や腱膜の緊張をほぐし、総腓骨神経への締め付けを和らげます。

腓骨筋ストレッチ

やり方

  1. 椅子に腰掛け、右足首を左ももの上に乗せ、右手で膝を軽く押さえながら左手で足先をつかみます。
  2. 左手でゆっくりと足を手前に引いて、10秒キープします。
  3. 左足も同様におこないます。

これを5回行って1セットとし、1日4セットを目安におこないます。


 いかがでしたか?
 自宅で簡単にできるセルフケア。
 足の痛みやしびれが気になる方は、一度お試しください。また、これらの症状は日常の歩き方の影響も受けます。
 当店では「巻き爪補正治療」を行っており、巻き爪や陥入爪などによる足指の痛みによって正常歩行が難しい方の治療をしております。気になる方はご相談ください。

フットケア

足の中指と薬指の間の痛み「モートン病」を緩和するセルフケア

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
今回は、当店の女性のお客様にたまに見られる足の中指と薬指の間の痛み、「モートン病」についてお伝えします。

皆さんは足指の間にしびれや刺すような痛みを感じて、歩きにくくなる事はありませんか?

モートン病

これは足指の神経(足底趾神経)が5本の中足骨を連結する靭帯(深横中足靭帯)と中足骨で圧迫され、神経に炎症が起こって痛みを発症しやすくなることが原因、と言われています。

モートン病とは

足裏前方に負荷のかかるハイヒールや、幅の狭い靴の常用、ダンスやバレエなどつま先立ちを繰り返すスポーツや姿勢によって起こりやすいです。
神経の圧迫が繰り返されると神経種ができてさらに圧迫が強まるので、手術を避けるために早期治療が大切になります。


保存療法

治療は痛みを緩和する保存療法が基本で、大半は数ヶ月で症状が軽快します。
足裏前方に負荷のかかるハイヒールや幅の狭い靴を避けるのはもちろん、強い痛みには炎症を抑えるステロイド注射や消炎鎮痛の貼り薬や塗り薬、内服薬などを使用します。
神経腫があるときは中足骨への衝撃を吸収する中足骨パッドや足底挿板(インソール)などの装具で歩行時の痛みを和らげます。


運動療法

次にモートン病を根本から正す運動療法についてお伝えします。
モートン病は根本的には足裏の筋肉の衰えによる、足指で地面を踏みしめる力の低下にあります。
そこで足指や足裏を鍛える運動を行うことが根本的な症状の改善につながります。
ただし痛みが強い場合は、かえって症状を悪化させる恐れがあるので控えます。

運動療法は「一分間タオル握り」

  1. 足裏全体が床につくよう椅子に座り、広げたタオルを縦に置き、手前の端に右足を乗せます。
  2. かかとをつけたまま足指を曲げ伸ばしして、タオルを自分の方へたぐり寄せます。
  3. 反対の足でも同様に行います。これを3回繰り返して左右1分間ずつ行います。

「足裏のマッサージ&ストレッチ」

足裏マッサージ

指やグーでマッサージやストレッチをして、足裏のこわばりを和らげます。
力が強すぎると痛みを悪化させるので、ほどほどの力加減で行います。
これも左右1分間ずつ行います。


いかがでしたか?
当店では足裏のトラブルを予防する「足整体」を実施しています。
ご希望の方は一度お試しください。

偏平足
フットケア

中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い「成人期扁平足」を緩和するセルフケアとは?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
今回は当店のお客様でも時々見られる「成人期扁平足」についてお伝えします。

成人期偏平足とは

偏平足後ろから見る

成人期扁平足は、立位で足を真後ろから見たときにかかとが外を向き、足の指が見える状態で、内くるぶしの下から足裏まで腫れたり痛んだりします。
進行すると外くるぶしや足裏も痛みが出て、足関節の柔軟性が失われるために歩きにくくなります。

後脛骨筋腱

これは足裏の縦アーチを維持するのに重要な役割を果たしている「後脛骨筋腱」という、ふくらはぎから足裏の骨につながる腱が、加齢によって擦り切れたり、負荷によって断裂したりして衰え、足裏の縦アーチが失われることによってとおこります。

また、成人期扁平足は長時間の立ち仕事や歩きすぎ、重労働や急激な体重の増加、捻挫などの怪我がきっかけとなって発症します。中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い症状です。

治療

治療としては、次のような保存療法を行なうことで症状が改善することが多いです。

  1. インソールや靴インサートなどの装具を使って、足裏のアーチを持ち上げるようにサポートする。
  2. 痛みが強い場合は、消炎鎮痛薬の外用薬(シップや塗り薬)、内服薬を使用する。
  3. 肥満体型の人は、減量して足にかかる負担を軽くする。
  4. 運動療法で足指や足裏の筋肉を鍛える。

といった方法があります。

重症の場合は、断裂した後脛骨筋腱を再建する手術もします。

成人期偏平足を改善するセルフケア

次に成人期偏平足を改善し、症状を和らげる足指や足裏の筋肉を鍛える体操をご紹介します。

①「つま先立ちかかと合わせ」

まず、体がふらつかないよう椅子につかまって立ち、ゆっくりと踵を上げます。
そのまま左右のかかと合わせて10秒キープします。
踵を下ろして5秒休みます。
これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足指と足裏の筋肉、後脛骨筋腱が鍛えられます。

つま先立ち踵合わせ

②「小指の付け根歩き」と「足裏の外側歩き」

まず、体がふらつかないよう壁に片手を当てながら、足の小指の付け根で10歩歩きます。次にいったんかかとをおろしてから、今度は足裏の外側で10歩歩きます。


これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足の縦アーチを作る重要な働きをしている、足底筋群が鍛えられます。

偏平足が気になる方は、ぜひ継続して行なってみて下さい。

当店では足のむくみや冷えに効果的な「足整体(10分2200円)」を、整体マッサージのオプションコースとして期間限定で実施しています。

足のむくみに効果的な部位へ集中的にアプローチする施術ですので、気になる方はぜひお試しください。

フットケア

デスクワークや立ち仕事、運動不足の女性に多い、足のむくみを緩和するセルフケアとは

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

当店には膝から下のむくみや冷えに悩まされているお客様(ほとんどが女性)が多くいらっしゃいます。
そこで今回はむくみについての対処法をご紹介します。

1.むくみとは

むくみは医学的には「浮腫(ふしゅ)」と言われます。人間の体の多くは「細胞内液」「細胞外液」と言われる水分が占めており、細胞に栄養を送ったり、逆に老廃物を血管(静脈)に流し込む役割があります。このように細胞と血管を行き来してバランスを保っているのですが、何らかの事情によりそのバランスが崩れて、細胞間に水分が溜まっている状態をむくみといいます。

2.むくみの原因

むくみには大きく分けて、一過性のものと慢性のものがあります。
一過性のものはデスクワークや立ち仕事で同じ姿勢が続くことで夕方になるとふくらはぎがむくむパターンです。
これはふくらはぎの筋肉の伸縮(ポンプ作用)が弱くなり、血液の循環が滞り心臓に戻りにくくなることが原因です。
また、塩分の取りすぎやお酒の飲み過ぎ、運動&睡眠不足やストレス、女性の場合生理によるホルモンの変化によってもむくみやすくなります。
ただし、このような一過性のむくみは寝て起きたら治っていたり、ゆっくりと入浴したり適度な運動&ストレッチで緩和されることが多いです。

慢性的なものは、数日間では治らず、むくみの場所を指で押すと「あと」がついてなかなか戻らず、全身がむくむパターンです。
これは心臓や腎臓や肝臓などの内臓に病気が隠れていたり、ふくらはぎの血管やリンパにトラブルがあったりするので、かかりつけ医などの医療機関に相談されることをお勧めします。

3.むくみの対処法

日常生活で気軽にできるものとして次のようなものがあります。

  1. ストレッチ&エクササイズをする(これについては後ほど紹介します) 。
  2. 湯船にゆっくりつかる。
  3. 塩分やアルコールを摂りすぎない。
  4. 弾性ストッキングを着用する。
  5. 体を冷やさない。
  6. 体に溜まった余分な水分を排出する効果のある「漢方」を服用する。
  7. バナナやリンゴ、メロンなどの果物や野菜に含まれる「カリウム」を多く含む食物を摂る。

4.むくみに効果的なストレッチ&エクササイズ

①足首のパタパタ(底背屈)運動

仰向けに寝て、足を高い位置に保ちます。
その状態で足首を上下に動かします。
1セット10回とし、疲れない程度に繰り返し行います。
足首から先の循環の改善効果があります。

②蹲踞姿勢でのふくらはぎの運動

ふくらはぎ運動

蹲踞の姿勢で軽くバウンドします。
ふくらはぎの筋肉への刺激で、循環改善に効果があります。

③ ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)のストレッチ

立位で、伸ばしたい方の足を後ろに下げ、前の足を踏み込み、後ろ足のかかとが上がらないようにして伸ばします。
ふくらはぎの循環改善に効果があります。

④そけい部のストレッチ

立位で、伸ばしたいほうの足の甲を手で持ち、上体をまっすぐ立てたまま足を後ろに引っ張ります。
デスクワークなどの座り姿勢で縮まっているそけい部を伸ばすことで、そけい部リンパ節を解放する効果があります。

5.おわりに

当店では足のむくみや冷えに効果的な「足整体(10分2200円)」を、整体マッサージのオプションコースとして期間限定で実施しています。

足のむくみに効果的な部位へ集中的にアプローチする施術ですので、気になる方はぜひお試しください。

外反母趾の足
フットケア

圧倒的に女性に多い足の親指の痛み(外反母趾)を柔らげるセルフケアとは

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

今回は女性に圧倒的に多く、日本では特に65歳以上の女性の約4割がなっている、と言われている外反母趾についてお伝えします。

①外反母趾とは

足の親指が「く」の字に曲がり、付け根の関節が突き出て、足を正面から見ると親指が外側へねじれるように変形している病気です。

突き出た部分が靴で圧迫されると炎症を起こして痛みが生じ、痛みで歩きづらくなる事はもちろん、そこをかばって膝や足首まで悪影響が出ることがあります。

②外反母趾の原因

女性、特に65歳以上の女性に多いのは、関節が比較的柔らかかったり筋力が弱かったりするため、と考えられています。
外反母趾の1番の原因は靴です。靴を履く機会が多いと、親指が圧迫されて外反しやすくなります。
特に先細りの窮屈な靴やハイヒールを常用する人がなりやすいです。
足の形も関係があり、親指が最も長い「エジプト型」と言われる足の人は、親指が靴に当たって曲がりやすいです。

エジプト型

また、重要な外反母趾の原因として、足裏のアーチの崩れがあります。
横アーチが崩れて足指の付け根がべったりと地面につく開張足や、足裏の内側の縦アーチが崩れる偏平足は、足指が靴に圧迫されて痛みが出やすくなります。

③外反母趾の治療

治療は痛みを緩和し、症状を悪化させないための保存療法が基本になります。
保存療法は主に次の通りです。

◯靴の選定

高すぎない踵の高さ(3センチまで)で、実際に履いてみて爪先に1〜1.5センチ程度の余裕があり、踵と甲がしっかりとホールドされているものが理想です。

◯運動療法

足裏や足指の筋肉を鍛えることで、痛みを軽減することができます。
これについては、後ほど詳しくお伝えします。

◯装具療法

親指の付け根を保護するパッドや、外反母趾用の足底挿板(インソール)を使って痛みを軽減する方法です。

◯手術

変形が重度で痛みが強かったり、保存療法で改善が見られない場合は手術が検討されます。

④外反母趾の運動療法(セルフケア)

足裏や足指の筋肉を鍛えて、失われたアーチを回復させます。

◯タオル握り

タオル握り

効果:足底筋群を鍛えて横アーチを回復。

  1. 椅子に座って、足の前に丸めたタオルを置く。
  2. 両足でタオルを足裏全体で握る。
  3. 1回10秒とし、繰り返し1分間行なう。

◯足指屈伸

足指屈伸

効果:足指を鍛えて柔軟にする。

  1. イスの背などにつかまって立つ。
  2. 息を吸いながら踵を上げ、足指だけで立ち5秒キープ。
  3. 息を吐きながら5秒かけて踵を下ろす。
  4. 繰り返し1分間行なう。

◯踵立ち

踵立ち

効果:爪先を引き上げる筋肉を鍛える。

  1. イスの背などにつかまって立つ。
  2. 息を吸いながらゆっくり爪先を上げ、踵だけで立ち、自然に呼吸しながら5秒キープ。
  3. 口から息を吐きながら、5秒かけて爪先をおろす。
  4. 繰り返し1分間行なう。

◯重り足上げ

重り足上げ

効果:後脛骨筋を鍛えて、足裏の縦・横アーチを回復。

  1. 椅子に座り、片足のふくらはぎをもう一方の太ももの上に乗せる。
  2. レジ袋などに1キロ程度の重さのものを入れて、足の土踏まずにかける。
  3. 重りをかけた方の足の爪先を、10〜30回上げ下げする。
  4. 反対の足も同様にして、両足で1分間行なう。

※重りがきつい場合は重りをかけずに、足の爪先の上げ下げのみ行なう。


外反母趾が気になる方はぜひストレッチ整体とともに期間限定の「足整体」をお試しください。

フットケア

10人に1人が悩む「足底腱膜炎」

朝起きた時や、長時間座っていた後に歩き始めた時に足裏のかかとの前方あたりに激痛を感じ、しばらく歩くとおさまる、という症状はありませんか?

そんな時は足裏の足底腱膜という膜状の腱が炎症を起こす「足底腱膜炎」の可能性があります。

足底腱膜炎

足底腱膜とは

足底腱膜は歩行時に繰り返し負担がかかるところです。

踵で着地するときに地面から圧迫力(衝撃)を受け、つま先で地面を蹴るときには伸ばされて強い牽引力(引っ張る力)が働くためです。

テニスやマラソンなど激しいスポーツする人や、長時間立ち仕事をする人、肥満の人は足底腱膜に強い衝撃が加わるので傷つきやすいです。

また、加齢で足底腱膜の繊維が弱くなることで、足底腱膜炎になる人も増えています。

ふくらはぎやアキレス腱が固い人は、地面を蹴るときに足底腱膜への負荷が大きくなるため、よりリスクがあります。

足底腱膜炎の治療方法には、薬物療法やインソール、手術療法などがありますが、今回はアキレス腱やふくらはぎをストレッチで柔軟にする運動療法をご紹介します。

セルフケア

①足底腱膜ほぐし
入浴時などに足裏をマッサージしたり、足裏でテニスボールを転がしたり、青竹の上に立ったりしてほぐします。
(注)いずれの場合も、強い刺激を加えすぎると足底腱膜を痛めてしまうので、優しくほぐすことがポイントです。

②前傾膝裏のばし
膝裏を伸ばしてふくらはぎとアキレス腱を柔軟にし、足底腱膜の負担を軽減します。 

  1. 立位で、痛みのある方の足を後ろに大きく引きます。
  2. 前足の膝に両手をのせ、ゆっくり体重かけて重心を前に移動させます。
  3. 後ろ足の膝裏、ふくらはぎ、アキレス腱、足裏が気持ちよく伸びているのを感じながら20秒キープします。

1〜3を3回行なって1セットとします。
これを1日3セットを目安として行なってみてください。

足裏第二趾のタコ
フットケア

足裏の人差し指・中指・薬指のタコやウオノメを解決するには?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

足裏のトラブルを抱えている人は意外と多いですね。靴を履いているのだから仕方がないとあきらめていませんか?同じ靴を履いていても、タコやウオノメができる人とできない人いますよね。足の形に靴が合わなかったり、間違った歩き方によって皮膚への圧迫や摩擦が繰り返し起こることに対する体の防御反応で、局所的に皮膚が厚く硬くなる症状です。

今回は最終回で、第2・第3・第4趾(足の人差し指・中指・薬指)のタコとウオノメについてお伝えします。

第2・第3・第4趾(足の人差し指・中指・薬指)にタコとウオノメができやすいのはどんな指?

この場所にタコやウオノメができるのは、足の指の関節が拘縮している高齢者多いです。拘縮とは関節がこわばり、動きや制限された状態をいいます。

具体的には、親指以外の指が第2関節でハンマーのように「く」の字に曲がってしまう「ハンマートゥ」(かがみ指)や、鳥の鍵爪のように第1関節から曲がってしまう「クロートゥ」(鉤爪趾)と言う拘縮がある人に起こります。

このケースでは指の間や先端に、タコやウオノメができやすいです。

それでは次にこのケースへのセルフケアについてお伝えします。

セルフケア「ボールつかみ」

足の第2〜4趾のタコやウオノメは、足指をうまく使えない人に多く「ボールつかみ」が有効、と言われています。

硬くなった関節をほぐすには、関節をのばしたり少しずつ動かすことが大切です。

「ボールつかみ」は足指の関節が柔らかくなるので効果的です。

やり方

①ゴルフボールを前足部に当て、1〜3分ほど転がします。

①

②ゴルフボールを足の指で掴み、離します。
これを5回ほど繰り返します。

②

(注)足指の筋肉が衰えていたり、拘縮が強くうまくつかない場合は、①の足裏で転がすだけでも結構です。

これを1日2〜3回を目安に行ってください。

足裏にタコやウオノメができると無意識的に痛みをかばい、正常歩行がしにくくなります。

それが原因で肩こりや腰痛などの痛みを引き起こすので、症状がひどくならないよう日ごろからメンテナンスをしていきましょう。

親指側のタコ
フットケア

足の親指側のタコやウオノメを解決するには?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

裸足になる機会が多い季節。
足裏のタコやウオノメなど、気になりませんか?

このブログではシリーズで、足裏のタコやウオノメのトラブルへの対処法お伝えしています。

1回目は足裏の前方にできた場合前回は薬指と小指の間や小指の外側にできた場合でしたが、今回は親指の横できた場合の対処法をお伝えします。

親指の横にできるのは、「外反母趾」が原因となります。
親指の外側が靴に当たるので、その部分が圧迫され続け、タコやウオノメができやすくなります。
そこで運動療法や装具療法などで、外反母趾を改善していく必要があります。

外反母趾は遺伝的な靭帯の柔らかさや、足先の狭い靴を履くことなどが原因で起こりやすく、親指の付け根にある関節が小指側に曲がってしまいます。

大きく変形してしまうと戻すのは困難なので、そうなる前に対処することが大切です。

そこで今から外反母趾の予防や改善に役立つセルフケアをお伝えします。

[足指1分ほぐし]

やり方

①足指の付け根をほぐす

①各足指を1本ずつ、足裏側の付け根から指先に向かってほぐします。


②足指の先をほぐす

②各足指の爪の生え際をつまんで、足先を刺激します。


③二本の指をつまんで間を広げ、前後に動かします。


④足指の間に手指を入れる

④足指の間に手指を入れて、ぎゅっと握りしめながら、足指を数回大きくまわします。
(注)足指の変形が進んで手指が入らない場合は、無理をせず①〜③のみ行います。


①〜④を1セットで1分。
これを1日数回続けてください。

「足指1分ほぐし」は、固まった関節を柔らかくして、曲がった足指を正しい位置に戻す効果があります。

外反母趾が改善し、それに伴い親指の横にあるタコやウオノメも改善が期待できます。