アール・スプリング 店長の近藤(通称 研さん)が講師を務める「アール整体スクール・研鑽塾」の生徒さんやアールをご利用になっているお客様、また地域開催の「西公園なかよし祭り」に参加してくださった皆様からいただいた質問から、ぜひ多くの方に共有してほしいものを厳選して回答解説を公開いたします。
今回は先日開催された「西公園なかよし祭り」でご紹介した「テレビを見ながらできる健康体操」から首を動かす体操についての質問にお答えします。
Q.なぜ首から肩・背中に疲れが出るの?
A.無意識の防衛本能が働くからです。
首は頭の重みを直接受けるところです。頭の重さは人によって個人差がありますが、一般的には体重の約10%、または5~6㎏と言われています。
イメージとしては5㎏のお米が首の上に乗っかているイメージ
かなり重たいですよね…。
この5㎏の重みが、正しい姿勢であればそのまま首に乗っかるんですが、デスクワークの姿勢のように少しずつ前に 倒れていくことにより首にかかる負担は大きくなっていきます。
たとえば頭が 5㎏だった場合に
15度倒す→12㎏。
30度倒す→18㎏。
45度倒す→22㎏。
60度倒す→28㎏。
頭が前に倒れるほど首にかかる負担は大きくなっています。
そこでこの状態ですと首を痛めますので体幹・背中から腰を丸くすることや、前傾姿勢になることで
首にかかる負担を減らす 無意識の防衛本能が働く場合が多いです。
このため首から 背中にかけて筋肉が伸ばされ続けて首から肩甲骨の辺りが、こわばりやすく、 疲れやすくなるからです。 首から背中が 重たく感じたら先ほどの体操を是非やってみてください。
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