偏平足
フットケア

中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い「成人期扁平足」を緩和するセルフケアとは?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。
今回は当店のお客様でも時々見られる「成人期扁平足」についてお伝えします。

成人期偏平足とは

偏平足後ろから見る

成人期扁平足は、立位で足を真後ろから見たときにかかとが外を向き、足の指が見える状態で、内くるぶしの下から足裏まで腫れたり痛んだりします。
進行すると外くるぶしや足裏も痛みが出て、足関節の柔軟性が失われるために歩きにくくなります。

後脛骨筋腱

これは足裏の縦アーチを維持するのに重要な役割を果たしている「後脛骨筋腱」という、ふくらはぎから足裏の骨につながる腱が、加齢によって擦り切れたり、負荷によって断裂したりして衰え、足裏の縦アーチが失われることによってとおこります。

また、成人期扁平足は長時間の立ち仕事や歩きすぎ、重労働や急激な体重の増加、捻挫などの怪我がきっかけとなって発症します。中高年の女性や長時間の立ち仕事、肥満体型の人に多い症状です。

治療

治療としては、次のような保存療法を行なうことで症状が改善することが多いです。

  1. インソールや靴インサートなどの装具を使って、足裏のアーチを持ち上げるようにサポートする。
  2. 痛みが強い場合は、消炎鎮痛薬の外用薬(シップや塗り薬)、内服薬を使用する。
  3. 肥満体型の人は、減量して足にかかる負担を軽くする。
  4. 運動療法で足指や足裏の筋肉を鍛える。

といった方法があります。

重症の場合は、断裂した後脛骨筋腱を再建する手術もします。

成人期偏平足を改善するセルフケア

次に成人期偏平足を改善し、症状を和らげる足指や足裏の筋肉を鍛える体操をご紹介します。

①「つま先立ちかかと合わせ」

まず、体がふらつかないよう椅子につかまって立ち、ゆっくりと踵を上げます。
そのまま左右のかかと合わせて10秒キープします。
踵を下ろして5秒休みます。
これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足指と足裏の筋肉、後脛骨筋腱が鍛えられます。

つま先立ち踵合わせ

②「小指の付け根歩き」と「足裏の外側歩き」

まず、体がふらつかないよう壁に片手を当てながら、足の小指の付け根で10歩歩きます。次にいったんかかとをおろしてから、今度は足裏の外側で10歩歩きます。


これを1セット1分間とし、1日2セットを目安に行ないます。
足の縦アーチを作る重要な働きをしている、足底筋群が鍛えられます。

偏平足が気になる方は、ぜひ継続して行なってみて下さい。

当店では足のむくみや冷えに効果的な「足整体(10分2200円)」を、整体マッサージのオプションコースとして期間限定で実施しています。

足のむくみに効果的な部位へ集中的にアプローチする施術ですので、気になる方はぜひお試しください。

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