もも裏の痛み
研さんの相談室

太ももの裏の痛みの原因とセルフケアは? (梨状筋症候群編)

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

長引くコロナ禍による長時間のリモートワークと厳しい寒さの影響で、お尻から太ももの裏にかけての痛みを訴えるお客様が増えています。

もも裏の痛み

太ももの裏の痛みの原因

太ももの筋肉の中には坐骨神経が通っていますので、その神経に何らかの負荷がかかっていることが考えられます。

その原因には、腰(腰椎)を原因とするもの、骨盤を原因とするものがありますが、今回は骨盤の後面についている梨状筋(りじょうきん)という筋肉が、長時間のデスクワークで硬くなって、その下を通っている坐骨神経が圧迫されることによる痛み(梨状筋症候群)についてお伝えします。

長時間座り続けていると、お尻が常に圧迫されて、お尻周りの筋肉(梨状筋、中臀筋など)がこわばります。

初期はだるさや痛みから始まり、症状が重くなるとしびれや運動麻痺、感覚障害、歩行障害をきたすことがあります。

症状が軽い場合はストレッチや軽めの運動でほぐすことができますが、重くなると梨状筋への局所麻酔+ステロイド局所注射によって、筋肉の硬さや腫れを抑制したり、それでも効かない場合は梨状筋切離術によって神経を圧迫している原因を取り除きます。

そうならないために、次にセルフケアのやり方をお伝えします。

セルフケア

①梨状筋のストレッチ

仰向けで片足を反対の足の大腿部(前もも)に乗せるストレッチ。
仰向けで片足を反対の足の大腿部に乗せ、両手を前に伸ばし、もう片方の膝をつかんで手前に引きつけます。
これを片足10秒間、左右交互に繰り返し行ってください。

②ハムストリングス(太もも裏)のストレッチ

座位で足を伸ばします。
片方の足を前にまっすぐ伸ばし、反対側の足を伸ばした足の膝付近に当てて座り、前屈して両手をつま先方向へ伸ばします。
これを片足10秒間、左右交互に繰り返し行ってください。

当店では、このような症状に対応する効果的な施術を行っております。
太もも裏の痛みが気になる方は、ぜひ一度お試しください。

ぎっくり背中
研さんの相談室

ギックリ背中の原因とセルフケアは?

アール スプリング、理学療法士の近藤です。

今年の冬は例年より寒いこともあってか、疲労を超えた痛みで来店されるお客様が増えています。

先週、「先日、ギックリ背中になって辛かった!」というお客様がいらっしゃいました。

そこでギックリ背中にならないためのセルフケアについて、ご質問を受けたのでお伝えします。 

ギックリ背中は「筋筋膜性疼痛症候群」と言われる病気で、背中の痛みやしびれの他に、痛みで呼吸がしづらかったり、時間が経つと痛みやしびれの場所が移動する、という症状です。

背中の筋肉に過度な負荷が加わり、肉離れ起こした状態になっています。

デスクワークや、赤ちゃんを抱っこしたり家事などで前傾姿勢が続いて、常に背中がこわばり疲労が溜まっている方におこりやすいです。

もしギックリ背中になってしまったら、ぎっくり腰と同様にまずは炎症を起こしてる患部をアイシングし、安静にします。

お風呂など温める事はしてはいけません。

また、背中の痛みは筋肉の疲労が原因とは限らず、脊椎や内臓の病気が原因とも考えられるので、念のため整形外科での診断をお勧めします。

原因が特定できないと再発しやすいので、まずは病院ではっきりさせることが大切です。

筋肉疲労が原因の場合、前傾姿勢が原因となるので、日ごろからその姿勢による疲労を溜めないようにすることが大切です。

次にセルフケアのやり方をお伝えします。

セルフケア

①動かす

上を向きながら、肩の後ろ回しをします。
この時、肩甲骨全体を動かす意識を持って行ないます。
これを肩の後ろ回し20回、前回し10回を1セットとし、繰り返し行なってください

②伸ばす

前傾姿勢が続いているときは、体の前側の胸の筋肉(大胸筋)が縮まっています。
そこを伸ばすストレッチを行います。
壁に肘を直角に当て、上を向きながら壁側の足を一歩前に出します。
この時、腕の付け根が伸ばされている感覚を持ってください。これをゆっくり10秒を1セットとし、左右繰り返し行います。

当店では、ギックリ背中予防の施術を行なっていますので、背中のだるさや痛みが気になる方はぜひお試しください。