免疫力について

身体を守るはずの免疫のエラーとは?

こんにちは。アールスプリング、理学療法士の近藤です。

このところ2月とは思えない陽気が続いています。
新型コロナウィルスの感染者数は数的には減っていますが、陽気も手伝って吉祥寺の街は毎日賑わっており、油断できません。

こんな状況では、やはり、「自分の身は自分で守るしかありません‼️」

ということで、今回は「免疫シリーズ」の5回目。

前回までのブログでは、ウィルスや細菌などの抗原が体内に侵入した際の免疫防御システムについてご説明しました。

今回はそのシステムが暴走してしまう「アレルギー」についてお伝えします。

花粉症

ウィルスや細菌といった抗原に攻撃するのは良いことですが、アレルギーは、食べ物や花粉等の身体に害を与えない物質に対しても「有害な物質だ!」と過剰に反応して攻撃し、結果として体にマイナスの症状を引き起こしてしまいます。

花粉やダニ、ハウスダスト、植物、薬物など身の回りに多くのアレルゲン(抗原)がありますが、これらが体内に入ると、これをやっつけようと「I gE抗体」が作り出されます。

そして、再びアレルゲン(抗原)が侵入してI gE抗体にくっついたときに、細胞の中にあるヒスタミンなどの化学物質が一気に放出されて、かゆみなどの症状が現れます。

このようなアレルギー症状の多くは「即時型」と言われ、代表的なものに花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、食物アレルギーといったものがあります。

以上、今回はアレルギーの仕組みについてお伝えしました。

当店では新型コロナウィルス対策として「免疫力アップ整体(60分7700円)」を始めました。

一般的なマッサージや整体と違い、リンパの流れを効果的にあげて、免疫力を高める施術をしています。

この機会にぜひお試しください。

ネット予約が30日先まで申し込み可能です!

「予約する」ボタンよりアールスプリングご予約フォームにて承ります。

予約方法はこちらを参照ください。

免疫力について

液性免疫で産生される抗体とは?

こんにちは。アールスプリング、理学療法士の近藤です。

緊急事態宣言中にも関わらず、休日の吉祥寺は結構な人出でした。
感染者数は減少傾向にあるものの、心配な状況ですね。

やはり、「自分の身は自分で守るしかありません‼️」

今回は「免疫シリーズ」の3回目。
「抗体」についてお伝えします。

前回のブログでご紹介した、液性免疫で産生される抗体は、侵入してきた抗原(ウィルスなど)にくっつき、破壊したり排除しています。

この際、抗原が体内に侵入して最初に作られる抗体は、免疫グロブリンM(IgM)といい、抗体としては大きく、血液中に分布しています。

また、体内に侵入した抗原が以前と同じ抗原だった場合に、大量に作られる抗体は、免疫グロブリンG(IgG)といわれ、予防接種時の免疫獲得にも活躍します。

さらに涙、唾液、尿、消化管の粘液などの中に含まれているものは、免疫グロブリン(IgA) といわれ、母乳の中にたくさん入っており、赤ちゃんの感染予防の役割を担っています。

このような免疫グロブリンと呼ばれる抗体は、Y字型をしたタンパク質であり、(ウィルスなどの)抗原を捉えて、破壊する役割があります。

抗体に活躍してもらうには、血液やリンパなどの循環が良い方が効果的です。

当店では引き続き、新型コロナウィルスに対抗する免疫力アップの施術を行っております。

疲労や痛みを緩和し、全身の循環を改善していますので、この機会にぜひお試しください。

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マクロファージ攻撃
免疫力について

そもそも免疫とは何ぞや?

こんにちは。アールスプリング、理学療法士の近藤です。

前回の免疫力向上ストレッチのブログで、東京都の感染者数が1000人を超えたことをお伝えしましたが、あっという間に2000人越えになってしまいました。
感染力の強い新型コロナウィルス。
現在では陽性になっても入院できず、自宅療養が増えており、もう医療崩壊がおきている状態です。
自分だけでなく、家族などまわりの人の事を考えて、感染しないようにしなければなりません。

そこで、何度も申しますが…、

ここまできたら「自分の身は自分で守るしかありません‼️」

前回まで「免疫力を上げるストレッチ」シリーズをご紹介していましたが、今回からは「免疫」についておさらいしたいと思います。

そもそも免疫とは、「一度ある病気にかかってしまうと、二度とかからなかったり、かかっても症状が軽く済むこと」をいいます。
便利なシステムが人間には備わってますよね。

ウィルス登場

ウィルスなどの異物が体内に入ってしまった時に、まず、血液の白血球に含まれるマクロファージ(別名、大食細胞)がウィルスなどの異物をよそ者(敵)であると判断し、相手を選ばず取り込んで消化(攻撃)します。


これを非特異的防御機構、といいます。

T細胞準備

さらにマクロファージは消化(攻撃)するだけでなく、T細胞というリンパ球に抗原(ウィルスなどの異物)がどういうものかを伝えます。

その後、特異的防御機構としてある特定の病原体を記憶して攻撃する液性免疫と細胞性免疫が作られますが、これは次回にのブログで詳しくお伝えします。

このような体内の防御機構を働かせるには、血液やリンパなどの循環が良い方が効果的です。

当店では引き続き、新型コロナウィルスに対抗する免疫力アップの施術を行っております。

疲労や痛みを緩和し、全身の循環を良くしていますので、この機会にぜひお試しください。

ネット予約が30日先まで申し込み可能です!

「予約する」ボタンよりアールスプリングご予約フォームにて承ります。

予約方法はこちらを参照ください。