こんにちは。アールスプリング「ほぐしコンシェルジュ担当」理学療法士の近藤です。
コロナウィルスは未だに拡散しており、日常生活にも影響がでています。 日頃スポーツクラブで身体のメンテナンスをしていたのに、一時的に休業になったことで運動不足から腰痛再発!、というお客様もいます。 ウィルスの一日も早い収束が望まれますね。
さて、前回は慢性腰痛のパターンについてご紹介しました。 今回はその一つの「屈曲型」への対処法についてお伝えします。
屈曲型とは…
身体を前に曲げた時に腰に痛みを感じるパターン。 (例)床に落ちたものを拾う時に痛い。顔を洗う時に痛い。 この時に原因となるのが、お尻やもも裏の筋肉(臀筋群やハムストリングス)。 この部分が柔軟であれば腰部をスムーズに曲げれますが、疲労の蓄積などでこわばっていると腰部を引っ張って前屈への動きを邪魔します。
そこで今回は、ハムストリングスのセルフストレッチをご紹介します。
ハムストリングスのセルフストレッチ
ハムストリングスはもも裏にある大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋で構成されています。走行時の着地動作、歩行時に体幹が前に倒れるのを防ぐ役割があります。
ここのストレッチで代表的なのが、「座位で両手を前方へ伸ばすストレッチ」。
座位で両手を前方へ伸ばすストレッチ〜やり方〜
足を広げて座り、両手を前方に伸ばす。背中を曲げず、つま先は上方へ向ける。 これを1回10秒(ゆっくり息を吐きながら)、1セット10回を目安にやってみてください。一回目のもも裏の突っ張り感が徐々に緩和していくのを感じられます。
「ほぐしコンシェルジュ」では、施術前後の腰痛とそこに関わる筋肉の固さの違いを感じて頂けます。最初、ガチガチだったお身体が定期的に繰り返し施術を受け、そして、上記のようなご自宅でできるセルフストレッチを組み合わせることで、効果的に痛みを解決していきます。
次回のブログでは、「伸展型腰痛」の対処療法についてお伝えします。