アール スプリング、理学療法士の近藤です。
前回のブログで巻き爪になる原因についてお伝えしましたが、今回は巻き爪予防のセルフケアについてです。
巻き爪は爪(特に親指)に負担のかかることが原因となるので、負担がかからないようにすることが大切です。
セルフケアは主に爪の切り方や靴の選び方、清潔に保つ、歩き方が挙げられます。
歩き方については次回のブログでお伝えします。
セルフケア
①爪の切り方
私自身そうでしたが、指(皮膚)の形に沿って両端を丸くカットしたくなりますが、爪が皮膚に食い込まないように両端を少し残して切る「スクエアカット」をして、仕上げに両端をヤスリなどで少し整える「スクエアオフ」をすると良いとされています。
深爪や爪を伸ばしすぎず、皮膚の先端と同じ長さにするのがポイントです。

②靴の選び方
歩くときに足は、靴の中で1センチ程度前後移動すると言われています。
そこでつま先から靴の先まで、1〜1.5センチ程度余裕があるものがお勧めです。
指の上下のスペースにも余裕があるものを選びましょう。

また、足首がしっかり固定されないと足が前に動き、爪が圧迫されて巻爪の原因になります。
正しい靴の履き方のポイントは、踵を床で軽くトントンと叩き、踵の位置をあわせてからその状態で足首を固定します。

③清潔に保つ
巻き爪の直接的な原因では無いものの、爪や皮膚の病気が原因で巻き爪となることもあるので、角質除去など日頃から清潔に保つことが大切です。
いかがでしたか?
今まで気づかずに爪に負担をかけていたことがあったのではないでしょうか?
次回は爪に負担のかからない歩き方、についてお伝えします。