アール スプリング、理学療法士の近藤です。
先日、デスクワークで長時間同一姿勢が続く方から、本格的な寒さに伴い足の冷えとむくみが気になるようになったので、対策を教えて欲しい、というご質問をいただきました。
冷えはむくみ、胃腸など内臓の働きの低下、頭痛&肩こり&腰痛等の痛みを誘発します。
特に寒くなると活動量が減少するので体の循環が滞り、痛みの原因となる老廃物が体内に溜まりやすい状況になります。
これを緩和する方法として、
①お腹や腰にカイロなど温かいものを当てる。
②温まる下着や靴下など、衣類を工夫する。
③体が温まる食べ物を食べる。
④ジョギングなど運動をする。
⑤シャワーではなく、お風呂のお湯にゆっくりつかる。
といった方法がありますが、今回は職場や自宅でできる簡単なセルフケアをご紹介します。
セルフケア
①座位姿勢で常に圧迫され続ける、鼠蹊部リンパ節の動的ストレッチ
立位でどちらかの足を後ろに下げ鼠蹊部を伸ばします。
上体を立てたまま、前足の膝と後ろ足の足首を曲げながら、鼠蹊部の動的ストレッチを繰り返し行ないます。

②蹲踞(そんきょ)での軽い屈伸運動
蹲踞になり、軽く上下にバウンドします。
この時、足首&膝&と鼠蹊部のリンパ節が刺激されて、下半身の循環が改善されます。
ご自宅や職場で時間と場所を取らずに簡単にできるセルフケアですので、ぜひお試しください。
当店でも、寒さや長時間のデスクワーク疲れによる冷え&むくみ改善の施術をしておりますので、是非お試しください。