アール スプリング、理学療法士の近藤です。
先日、リモートワークで長時間パソコンに向かっているお客様から、最近、首肩こりだけでなくめまいがするのはなぜ?、というご質問をいただきました。

皆さんは以下の症状がありますか?
- 慢性的に首肩こりがある。
- 睡眠不足。
- 運動不足。
- パソコン作業が多い。
- スマホをよく見ている。
- 緊張状態が続いている。
上記症状で2つ以上当てはまる場合は「頚性めまい」がおきる可能性が高い、とされています。
この症状が1週間以上続き、首肩こりの症状が重い場合は、病院(整形外科)での受診をお勧めしますが、慢性的で軽い場合は整体マッサージやセルフケアで改善できることがあります。
原因としては、首肩まわりの筋肉がこわばり、心臓から首を通って脳に向かっている血管や神経が圧迫され続けて、症状がおきることが考えられます。
これは毎日の疲労の蓄積によるものなので、日ごろから首まわりをほぐしておくことが大切ですね。
次に、ご自宅でできる簡単なセルフケアをご紹介します。
セルフケア
①首のストレッチ
後頭部から鎖骨につながっている「胸鎖乳突筋」という筋肉を伸ばします。
右首の筋肉を伸ばす場合、首を左に倒しながら左手で右の側頭部を持ちます。
この時右手は腰の後ろに回します。
左手で軽く側頭部を引き、右首伸びを感じながら10秒キープ。
これを痛みが出ない程度に、左右交互に繰り返し行います。
②首のツボ刺激
首まわりの血行改善に効果的です。
後頭部の真ん中から指2本分外側にずらすと「風池(ふうち)」というツボがあります。
ここを10秒間刺激し、繰り返し行ないます。
③首の後ろを温める。
タオルを水に濡らし、軽く絞って電子レンジで温め、袋に入れて首の後ろに当てます。
低温やけどにならないように、肌に直接ではなくタオルを1枚挟むことをお勧めします。
いかがでしたか?
朝晩を中心に寒くなり、首肩のコリからくる「頚性めまい」を訴える方が増えています。
ご自宅で時間と場所取らずに簡単にできずにできるセルフケア、ぜひお試しください。
当店ではこのような頚性めまいに効果的な施術を行なっておりますので、気になる方は一度お試しください。