先日、暑くなってから足が火照ってなかなか寝付けない、というお客様からご質問をいただきました。

体の火照りの原因は、紫外線に当たりすぎたり、女性ホルモンバランスの乱れ、緊張や精神的ストレスの持続が主な要因です。
さらにこの暑い時期は、冷房で室内と室外の温度差や水分不足により血流が滞り、体の熱がうまく放出できていないことが多いです。
また、冷たいものを飲食することで内臓が冷やされ、いつの間にか全身の血行が滞りがちになっていることもありますね。
このような状況では、下半身に溜まった血液が戻りにくく、足先に熱がこもりやすくなります。
では、冷やせばいいの?
というと、それは効果的ではありません。
足が火照って寝づらいからといって冷やしてしまうと、自律神経が勝手に体をより温めよう!、と働いてしまうからです。
効果あるなのは、日頃から適度に水分補給しながら体を動かしたり、38度〜40度の多少ぬるめのお湯につかって体を温める、といった工夫は必要と言われています。
今回は、火照った足を楽にする簡単なセルフケアをご紹介します。

①足指に手指でつまんだり、回しながら刺激を加える。

②足裏を手指(両親指)で刺激しながら、足の甲残りの4本の指で圧迫する。
※足指から足首のほうに向かって繰り返しほぐします。

③足裏と足の甲をグーで圧迫したり、トントン叩打します。

④ツボ刺激
足の親指と人差し指の骨と骨がぶつかる手前の窪みにある太衝(たいしょう)というツボを刺激します。
気になる方は、試しにやってみてください。
※当店では現在、熱中症予防対策として、体内にこもった熱を効果的に放出する、クールマッサージを実施しています。
夏バテ予防に効果的な施術ですので、気になる方は一度お試しください。