先日、もともと便秘がちで、暑くなってから特にひどくなった、というお客様からご質問をいただきました。

夏に便秘が起こりやすいのは、主に次のような原因があります。
①室内と外の温度差
家の中と外との温度差が大きくなると、腸の動きと関わりの深い自律神経のバランスが崩れて、便秘がちになります。
②冷たい食べ物や飲み物
アイスクリームなどの冷たいものを取りすぎると体内から冷えてしまい、内臓の働きが悪くなります。
③薄着になる
Tシャツや短パン姿で長時間冷房の効いた部屋にいると、肌が冷気に触れ、感じる以上に体内が冷えてしまいます。
④水分不足
水分補給としてコーヒーや紅茶などのカフェインが入った飲み物やアルコールを取りすぎると、利尿作用が働いて逆に水分不足になってしまいます。
⑤暑さで睡眠不足になる
睡眠不足で自律神経のバランスが崩れてしまい、便秘につながります。
いかがでしたか?
該当する項目はありましたか?
1つでもあった場合は日頃の生活習慣を見直すことで改善するかもしてません。それでも、変化がない時は是非ここでご紹介するケアを試してみてください。
①腸を刺激するセルフマッサージ
仰向けに寝てリラックスした状態で腸の流れに沿ってマッサージします。
腸の流れとは、右の下腹部から右脇腹に上がり、右脇腹から左脇腹に横移動し、左脇腹から左の下腹部に下がります。
ここをグーで(またはテニスボールのような丸くて硬いもの)
で軽い刺激を加えながら、繰り返しほぐします。
②乳糜槽(にゅうびそう)ストレッチ
仰向けで片方の足を反対側に持っていきながら上半身を捻ります。
この時、より効果を出すため、手と頭は足と反対側に向けます。これを息を吐きながら7秒間、左右交互に繰り返し行ってください。
おへその上にあるリンパ節(乳糜槽)が刺激されるので、整腸作用だけでなく、リンパの流れも良くなります。
このブログをご覧になった方は、早速試してみてください。
※当店では現在、熱中症予防対策として、体内にこもった熱を効果的に放出する、クールマッサージを実施しています。
夏バテ予防に効果的な施術ですので、気になる方は一度お試しください。