こんにちは。アールスプリング、理学療法士の近藤です。
暖かくなって、運動を再開したお客様からご質問をいただきました。

ストレッチには大きく分けて、動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。
それぞれやり方と効果が違いますので、お伝えします。
①動的ストレッチ
例えばアキレス腱を伸ばす時に、リズミカルに反動動作を使って引き伸ばすやり方です。
これは運動前のウォーミングアップに適しています。
理由は筋肉を動かすことで身体の代謝活動と体温が上がり、関節の可動域も広がり、筋肉の反応や身体感覚を高めることができるからです。
ラジオ体操はこの動的ストレッチに入ります。
②静的ストレッチ
これは目的の筋肉を伸ばして、一定時間保持し続けるものです。
筋肉を緩ませて関節可動域を広げる効果はありますが、動的ストレッチのような代謝活動や体温をあげたり、筋肉の反応や発揮能力を向上させる効果は期待できません。
これは運動後のクールダウンに適しています。
最後に、久しぶりに運動する時のように、筋肉がこわばりすぎている場合、静的ストレッチである程度筋肉をほぐしてから、動的ストレッチに入った方が筋肉の負荷が減少します。
筋肉の繊維が絡み合っているのを、徐々に解いていくようなイメージですね。
ブログを呼ばれた方は、今後、ぜひご参考にしてください。