こんにちは。アールスプリング、理学療法士の近藤です。
今日も暖かい晴天で、吉祥寺の街は緊急事態宣言中とは思えないほど賑わっていました。
こんな状況では、やはり、「自分の身は自分で守るしかありません‼️」
ということで、今回は「免疫シリーズ」の4回目。
前回のブログでご紹介した、液性免疫で産生される抗体(免疫グロブリン)は、侵入してきた抗原(ウィルスなど)にくっつき、破壊したり排除しています。
今回はその抗体を補助し、生体の防御に貢献している「補体」についてお伝えします。
補体は、免疫の作用を補うという意味もあって名前がつけられています。
抗体がウィルスなどの抗原を捕まえると、免疫複合体という状態になります。
この時、タンパク質で作られる補体は抗体の手伝いをし、免疫複合体にくっついてウィルスなどの抗原を破壊したり、抗原を貪食するマクロファージが免疫複合体を見つけやすくしています。

補体というと、補助するだけのように思われますが立派に生体の防御に貢献していますね。
抗体や補体のような免疫機能に活躍してもらうには、血液やリンパなどの循環を良くすることが大切です。