こんにちは。アールスプリング理学療法士の近藤です。
新型コロナウィルスによる活動自粛や生活スタイルの変化の影響で、ここ最近、腰痛のお客様が多くいらっしゃいます。
お話を伺うと、
①通勤も含めて体を動かさなくなった。
②テレワークでずっと家にいるのでストレスが溜まる。
という声をよく聞きます。
もともと人間の体は、腰痛がおきやすいつくりをしています。
人間の脊椎(背骨)は、横から見ると緩やかなS字カーブを描いてバランスを取っています。

しかし、デスクワークで頭が前に出て、背中から腰が丸まった姿勢(いわゆる不良姿勢)が続くと、このS字カーブが崩れてしまい腰椎に大きな負担がかかり、その結果腰痛を引き起こします。
また、腰椎は身体の曲げ伸ばしや回したりと可動域が大きく、故障がおきやすい場所です。
腰痛の原因のほとんどが、非特異的腰痛といわれる病院での画像検査で原因が特定できないもので、下記のことが複合的に影響していると考えられています。
①不良姿勢
座っている時は姿勢が崩れやすく、長時間座ることで腰にかかる負担が大きくなります。
②同じ動作の繰り返し
腰に負担のかかる荷物の持ち運びや、長時間同じ姿勢でいることで筋肉がこわばり、関節の動きが悪くなります。
③ストレス
肩こり同様、精神的なストレスがかかると無意識のうちに筋肉が緊張し、腰への負担も高まります。
以上のような非特異的腰痛でおさまっているうちは良いのですが、これを放置しておくと特異的腰痛といわれる腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの重症に発展します。
そうならないように日頃から体操やストレッチ、適度な運動などのメンテナンスが必要です。

当店では、今月から慢性腰痛に効果的な「腰整体(10分1650円)」を実施します。
セルフケア不足の方の腰痛予防のお手伝いをさせていただきますので、この機会にお試しください。