こんにちは。アールスプリング理学療法士の近藤です。
今年はなかなか梅雨が明けませんね。涼しいのは良いですが、低気圧と湿度の高さが体にダメージを与え続けています。
本当に梅雨明けが待ち遠しいです!
今回は、ウィルス感染や風邪をひいたときに上がる体温の調節機能についてお伝えします。
一般的に平熱は36℃〜37℃と言われています。 しかし、新型コロナウィルスなどに感染すると、ウィルスの持つ発熱物質や白血球(マクロファージ)が作り出す発熱物質によって、体温調節中枢(視床下部)の設定温度が高くされてしまいます。
例えば、ウィルスの影響で設定温度が40℃にされてしまうと、この温度になるまで体温を上昇させようとするため、寒い環境にいる時と同じ反応(ふるえや血管収縮による熱の産生)が起こります。
それに対し、解熱剤によって体温調節中枢(視床下部)の設定温度が平熱に戻ると、この温度になるまで体温を下げようとします。
つまり、暑い環境にいる時と同じ反応(発汗や血管の拡張)が起こります。

次回は、最近着目されている治療法「超低体温療法」についてお伝えします。
当店では、脳や自律神経の疲労を緩和する「脳整体(10分1650円)」を今月から実施しております。疲労の蓄積は重症化につながりますので、日ごろのメンテナンスをお勧めします。