こんにちは。アールスプリング理学療法士の近藤です。
梅雨入りしてないのに、ぐずついた天気が続きます。低気圧の通過や湿度の高い状況で、膝から下のむくみが気になる方は多いですね。 特にデスクワークや運動不足の方は、夕方以降になると冷えて重だるく感じられるようです。
そこで、今回はそのような時に効果的なストレッチとは…?についてお伝えします。
ストレッチをする時に注意すること
注意したいのは、筋肉が固まっているのにいきなりストレッチをすると、筋肉の繊維を痛めてしまう恐れがあるので、まずはほぐしてからストレッチをします。
膝裏のほぐし
膝裏にあるリンパ節は、足先からふくらはぎのリンパが集まるところです。ここが滞ると、むくみやすく足先も冷えやすくなるので、まずは膝裏をほぐすことから始めます。 できれば足を心臓よりも高い位置に置くために椅子などの上に足を乗せて、人さし指、中指、薬指を使って上に押し上げるようにほぐします。

ここは膝裏のリンパ節の他、血管や坐骨神経も通っているので、ほぐすことでふくらはぎの血流が良くなります。
膝裏のストレッチ
次に膝裏のストレッチを行います。 立位で片足をベッドなどに乗せ、足のつま先を持ちながら手前に引くことにより、ふくらはぎ〜膝裏〜もも裏が伸ばされます。

この姿勢がきつい方は座って行っていただいても構いません。
ストレッチは7秒間を左右交互に行い、痛みが出ない程度繰り返し行ってください。 ふくらはぎのむくみだけでなく、腰も楽になる場合があります。
当店では、足先からふくらはぎに滞っているリンパを膝裏リンパ節に流し、その後ストレッチを行うことで、むくみや冷え、腰痛が気になる方に効果的な施術をしています。 これらの症状が気になる方は、一度お試しになってみてください。