こんにちは。アールスプリング「ほぐしコンシェルジュ担当」理学療法士の近藤です。
今月に入ってから中道通りも一時閉店している店が増え、それとともに不要不急の外出を控える人も多くなっているのがわかります。土日だというのに平日並みの人通り…。自宅で過ごされている人が多いのでしょうね。
今回は自宅で過ごす機会が多く、活動量不足の人がなりやすい「安静型腰痛」の対処法ついてご紹介します。
安静型とは…
長時間の同一姿勢(座りっぱなしや立ちっぱなし)で腰周囲の筋肉が硬くなり、腰痛になるパターン。
(例)授業参観で立ちっぱなしが続いて腰痛が出る。長時間座っていて、いざ立ち上がろうとした時に痛い。
立ち姿勢、座り姿勢とも、無意識のうちに抗重力筋という、姿勢を維持する筋肉が使われています。これは一つの筋肉ではなく、身体の前後にある複数の筋肉で、身体が倒れないようにバランスを保っています。
今回はその一つである脊柱起立筋のストレッチをご紹介します。
脊柱起立筋のセルフストレッチ
脊柱起立筋は体幹の背面に骨盤から頸部までついている筋肉。首や体幹を後ろや側方に反らせる時に使います。
ここのストレッチで代表的なのが、「仰向けで膝を胸に引きつけるストレッチ」。
仰向けで膝を胸に引きつけるストレッチ〜やり方〜
仰向けで片膝(または両膝)を持ち、徐々に胸に引きつける。 これを1回10秒(ゆっくり息を吐きながら)、1セット左右5回ずつを目安にやってみてください。背中から腰の引っ張られ感が徐々に緩和していくのを感じられます。
「ほぐしコンシェルジュ」では、なまっていて身体の深部までガッチリ固まっている筋肉を入念にほぐした上で、ストレッチやトレーニングを行いますので安心して受けて頂けます。
次回のブログでは、「安静型腰痛」の対処療法についてお伝えします。